看護師の職場は病棟や外来、手術室などのいくつかの種類に分かれていますが、外来で働くことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
外来は医療機関における患者の窓口であり、診察はもちろんのこと、一人ひとりの病状に合わせた様々なケアを施します。
具体的な仕事内容は、医師の診察のサポートや採血、血圧測定等の各種検査などです。
またカルテの整理だけでなく、医師がスムーズに診察に入れるよう、患者に対して事前問診を行うケースも少なくありません。
救急外来の現場では、トリアージを行う場合もあります。

そんな外来看護師の大きなメリットが、夜勤なしで勤務できることです。
医療機関によっては夜間外来がある場合も考えられますが、夜勤なしの職場が大半を占めています。
子育てや家事が忙しいママさん看護師の場合、夜勤がないことは大きな利点です。
日曜と祝日が休みであることも、間違いなくメリットになるでしょう。

また一般的な外来勤務の場合、重症患者の来院が少ないという特徴もあります。
重症度や緊急性の高い患者の場合、どうしても精神的なプレッシャーを感じてしまうものです。
心理的な負担が少ないということも、外来看護師のメリットだと言えます。

さらに外来の勤務体系については、パートやアルバイト、派遣などの雇用形態も珍しくありません。
週に三回程度の勤務や、午前中だけの勤務も医療機関によっては可能となっています。
働き方の幅が広いことも、外来で働くメリットの一つです。